イップスでお悩みのアスリートと、イップスの選手が身近にいる指導者の方へ

 

イップスは、心の病ではありません。

イップスは、真剣に練習を重ねた結果、脳が器質的・機能的に変化して発生します。

 

動作に対する不安や、自信を喪失するエピソードがその発生に関わっている事はありますが、それはきっかけに過ぎません。

 

より動きを良くするために努力を重ねた結果、ある特定の運動は高度に自動化されます。

その高度な自動化に伴い、体性感覚の変化とそれに基づく運動プログラムの変化が発生します。

 

例えば投球では繊細の指先の感覚が必要とされますが、投球運動の自動化が進む過程で指先の体性感覚は肥大し、前腕や肩といった近接した体部位局在を侵食、または癒合していきます(図1参照)。

 

簡単に言うと、指同士や手指と前腕は、脳の中で一つの塊として感覚処理されるようになります。運動は感覚を基に形成されますから、指同士や手指と前腕が一塊となった感覚に基づき運動プログラムが作成されます。その結果、練習をすればするほど「指先の感覚がない」「指にかからない」「手がこわばる」等の運動が学習されていきます。

 

気持ちで負けないようにしても、死に物狂いで練習を重ねても、状況は改善しません。

むしろ悪化します。真剣で、こだわりが強く、練習をたくさんするアスリートほどイップスになります。

 

イップスになって、さらに練習を重ね、運動が壊れてしまう事がたくさんあります。

 

イップスにお悩みのアスリートと、イップスの選手が身近にいる指導者の方へ、

「自分を、選手を責めないで下さい。才能や、気持ちのせいでイップスになったのではなく、真剣に頑張った結果、人よりこだわって練習を重ねた結果、イップスになったんだよ」

と考えてみて下さい。

 

私たちは、イップスに苦しむアスリートを一人でも少なくできればと願っています。

 

ACAでは、イップスを改善するために下記のような取り組みを一連のプログラムとして行っています。

・運動感覚リチューニング (手指拘束法等)

・体部位局在再生 (運動の中枢化等)

・一人称運動イメージ訓練法

・感覚抑制法 (視覚抑制、触覚抑制等)

・運動規定法 (動作の分習・再構築)

・運動転換法 (重心移動、身体の使い方の再構築)

・自律神経調整法 (バイオフィードバック、感覚フォーカス等)

・食事指導 (食物繊維の摂取状況調査等)

・睡眠指導 (rem/non remの周期、睡眠時間・環境調査等)

 

期間:3ヶ月程度(全36回)

費用:¥288,000

 

セッションのご相談やご質問は、下記問い合わせフォームよりご連絡下さい。

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